Trados Studioライセンスの返却(非アクティブ化)
2023年9月29日
読了目安時間:5分


Trados Studioライセンスの返却(非アクティブ化)
こんにちは、RWSグループの島田です。
今回はTrados Studioのライセンスを返却(非アクティブ化)する手順についてご説明します。
1. ライセンスの返却(オンライン)
通常、Trados Studioの非アクティブ化はインターネット経由で処理されます。これをオンラインでの非アクティブ化あるいはオンライン ディアクティベーションと呼びます。
※ 2025年3月追記:昨今のネットワークセキュリティに鑑み、古いテクノロジーで構成されているTrados Studio 2021以前のバージョンのライセンスについては、オンラインでの非アクティブ化ができなくなっていますので、本記事にある「2 . ライセンスの返却(オフライン)」に従ってオフラインでの非アクティブ化を行ってください。ライセンスのアクティブ化/非アクティブ化時にライセンスに不具合が生じて使用できなくなるなどの問題が発生した場合は、こちらからテクニカルサポート宛てにサポートケースをご提出ください。
1. 現在使用中であるTrados Studioで、[ヘルプ] タブ > [製品のアクティベーション] をクリックします。
2. [製品のアクティベーション] ウィンドウが表示されますので、中央の [非アクティブ化] ボタンをクリックします(今回の例はProfessionalエディションですが、Freelanceエディションの場合でも手順は全く同じです)。
3. [はい] をクリックします。
4. インターネットを通じてRWS側のライセンス管理サーバーとTrados Studio間で通信が行なわれ、ライセンスの返却が完了します。
ライセンスの非アクティブ化が完了すると画面中央に「ライセンス期限切れ」と表示され、[非アクティブ化]ボタンが[アクティブ化]ボタンに変わります。
2. ライセンスの返却(オフライン)
インターネット接続が制限されている環境においては、オンラインでの非アクティブ化を実施する際にRWSのライセンス管理サーバーとの通信に問題が発生し、ライセンスの返却に失敗することがあります。
その場合、オフラインでの非アクティブ化という手段があります。
1. まずはウェブブラウザでRWSアカウントにログインし、[製品およびプラン] > [ライセンスとサブスクリプション] よりライセンスの一覧を表示させます。
2. 返却したいライセンスのアクティベーションコードを探し、右側の [オンラインで非アクティブ化できない場合-オフラインで非アクティブ化] というリンクをクリックします。
3. [オフライン非アクティブ化証明書] ページが開きます。[非アクティブ化の承認] ボックスに表示されている文字列を全てコピーします(一連の処理が完了するまで、このページは開いたままにしてください)。
4. [Trados Studioの 製品のアクティベーション] ウィンドウをもう一度表示させます。[オフラインでの非アクティブ化] をクリックします。
5. [非アクティベーション権限] ボックスに、先ほどRWSアカウントの [非アクティブ化の承認] からコピーした文字列をペーストします。
6. [証明書の生成] というボタンがアクティブになりますので、こちらをクリックします。ローカルのコンピューター上でライセンスが非アクティブ化されたことを示すメッセージが表示されます。
7. 今度は [非アクティベーション証明書] ボックスに表示された文字列をコピーします。
8. 再びウェブブラウザに戻ります。[オフライン非アクティブ化証明書] ページより [非アクティブ化証明書] ボックスにコピーした文字列をペーストし、[オフライン非アクティブ化の確認] をクリックします。
9. 次にTrados Studioの [製品のアクティベーション] ウィンドウにて [非アクティベーション証明書をマイ アカウントに返却しました] にチェックを入れ、[確定] をクリックします。Trados Studioはそのまま終了します。
10. こちらで、ライセンスの返却(非アクティブ化)は完了です。
3. ライセンスの非アクティブ化がうまくいかない場合
上記の手順でライセンスを正常に非アクティブ化できない場合は、以下のWebフォームよりご連絡ください。
https://gateway.sdl.com/webtocaserequest
https://gateway.sdl.com/webtocaserequest
こちらのフォームに記載する内容などについては、以下のブログ記事をご覧ください。