ライセンスおよびインストールに関するサポート
2023年10月17日
読了目安時間:5分
ライセンスおよびインストールに関するサポート
Trados StudioおよびMultiTerm Desktopには、ライセンスおよびインストール関連の専用サポート窓口がWEBフォームの形で用意されています。
「Trados Studioのライセンスが使用できない」あるいは「インストールが完了できない」といったような、「そもそもソフトウェアが起動できない」という問題が発生した場合は、こちらからサポートチームへご連絡いただけます。
ライセンス関連の問題およびインストール時の問題に関しましては、SMA(有償保守サービス)加入の有無に関らず、こちらのWEBフォームをご利用いただけます。
ライセンス関連のトラブルが発生した場合
Trados Studioは起動時にライセンスを必要とします。Trados Studioはライセンス販売の形を取っていますので、ソフトウェア販売時にRWSアカウントを通じてライセンスがお客様に提供されます。
従ってライセンスに何らかの問題が発生した場合、Trados Studioが起動できず、翻訳作業の進行に支障が発生する事態が考えられます。
具体的な例としては、以下のようなものがあります。
- オンラインでライセンスのアクティブ化を行おうとしたが、インターネット接続で何らかの問題が発生し、Trados Studioにライセンスが適用されないまま、RWSアカウント上でライセンスが「使用中」となってしまった。
- コンピューターがクラッシュしてしまい、Windowsの再インストールを行ったが、Trados Studioのライセンスが使用中のままだったため、再度のアクティブ化ができなくなってしまった。
- コンピューターを交換する際に、Trados Studioでライセンスの返却をしないまま、以前のコンピューターを廃棄、または初期化してしまった。
- オンラインでライセンスの非アクティブ化(返却)を行おうとしたが、インターネット接続で何らかの問題が発生し、Trados Studioにライセンスが適用されないまま、RWSアカウント上でライセンスが「使用中」となってしまった。
上記いずれの場合も、後述のWEBフォームを通じてRWSサポートまでご連絡いただけます。SMA(有償保守サービス)の加入の有無にかかわらず対応いたします。
インストールのトラブルが発生した場合
また、インストールに起因する問題が発生することがあります。具体的には以下のような状況です。
- インストーラー実行時あるいはインストールプロセスの途中で何らかのエラーが発生し、インストールが完了できない。
- インストールは完了したが、起動しようとすると何らかのエラーメッセージが表示され、起動できない。
このような場合でも、下記の方法でサポートまでご連絡いただけます。やはりSMA(有償保守サービス)加入の有無に関らず、ご利用が可能です。
WEBフォームからの申請方法
ライセンスおよびインストールに関する何らかの問題でお困りの際は、こちらのWEBフォームよりご連絡ください。
こちらのURLにアクセスすると、このような画面が開きます。
WEBフォームの各入力項目について説明します。(*が付いた項目は必須です)
Name / Email* / Phone*
お名前、電子メールアドレス、電話番号を入力します。すでに購入済みのライセンスに関するご相談の場合、メールアドレスはRWSアカウントに登録されているものを入力します。
Subject*
お問い合わせの概要を簡潔に入力します。例えば「アクティブ化できません」あるいは「インストール時のエラー」などが分かりやすいです。
Description*
申請するサポート内容を入力します。問題の発生した状況を詳しくお知らせください。ライセンスに関する問題の場合は、対象のアクティベーションコードおよびライセンスの注文番号をあわせて記入してください。
記入例 1)
コンピューターが故障しWindowsの再インストールを行なったのですが、以前に使用していたTradosのライセンスを再び使用するにはどうしたらよいでしょうか。ライセンスの情報は以下の通りです。
アクティベーションコード: xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx
注文番号: xxxxxxx
記入例 2)
Trados Studioをインストール中にエラーメッセージが表示され、インストールが停止してしまいました。エラーメッセージを記入しますので、対処方法を教えてください。
こちらは日本語で申請する時の記入例となります。日本語での対応時間は月曜から金曜の10:00~17:00ですが、英語でケースを送信するとそれ以外のタイムゾーンでも対応が可能です。
Error Message
問題発生時に何らかのエラーメッセージが発生した場合、簡単にでもこちらにご記入ください。
Region*
日本にお住まいの場合には[Asia-Pacific]を選択します。
Case Type*
[Installation]および[Licensing]の選択肢があります。ライセンス リセットの場合は[Licensing]を選択します。
Product Name*
製品名を選択します。Trados Studio / MultiTerm / Trados cloud capabilities / Passolo / Trados Business Manager が選択可能です。
Version*
製品のバージョンを選択します。たとえば上の項目で[Trados Studio]を選択している場合、選択できるバージョンは2009 / 2011 / 2014 / 2015 / 2017 / 2019 / 2021 / 2022となります。
上記を記入後、[Submit Case]をクリックし、サポート ケースの登録を完了します。
登録後まもなく、SDL Support <support@sdl.com>より「Case No. 00xxxxxx - … 」という表題のシステムメールが自動的に送信されます。担当者がアサインされ次第、同じ表題でメールが届きますので、こちらのメールに返信する形でサポートチームとコミュニケーションを行なってください。
メールの返信にはファイルを添付することも可能ですので、エラー発生時のスクリーンショットなどをお送りください。
メールのやり取りのみでは解決が困難な場合、サポートエンジニアによるリモートデスクトップ診断も対応しています。
有償サポートサービスのご案内
繰り返しになりますが、こちらでご紹介したWEBフォームからご連絡は、ライセンスやインストールに関する問題に限定させていただいております。
それ以外の使用方法に関するご質問や、個別のファイル処理中に発生したエラーメッセージなどについてのご相談に貸しましては、SMA(有償保守サービス)が必要になりますことをどうぞご理解ください。
SMA(有償保守サービス)の概要については、こちらをご覧ください。
また、製品の購入後にSMAをオンラインで購入する方法については、下記のブログ記事をご覧ください。
ユーザー操作によるライセンスのリセット
Trados Studio 2015、2017、2019、2021、2022をお使いの場合、RWSアカウント上でユーザー側の操作によるライセンスのリセットが可能です。こちらの方法であればWEBフォームから申請の必要は無く、またサポート チームからのレスポンスを待つ必要もありません。
RWSアカウントの[製品およびプラン]>[ライセンスとサブスクリプション]メニューより、「使用中」となっているライセンスを表示させ、ライセンスの右側にある[ライセンスのリセット]というリンクをクリックします。
[ライセンスのリセット]という画面に移行しますので、[ライセンスのリセット]というリンクをクリックします。
数分でライセンスのリセットが完了し、ステータスが「使用中」から「使用可能」に戻ると、再びライセンスのアクティブ化が可能になります。
ライセンスのリセットの手順詳細につきましては、以下のナレッジベース記事(英文)もご覧ください。
Reset Single User licenses (for Trados Studio 2015/2017/2019/2021/2022)
なお、この操作によるライセンスのリセットに関しては回数制限があり、12か月間に3回までとなっています。それ以上の回数のリセットに関しましては、WEBフォームからサポートチームにご依頼いただく必要がありますので、ご注意ください。