新たな市場への参入
優れた製品やソリューションがあれば、自然に売れるものと考えがちです。しかし、Forbesによると、顧客が自分の文化や価値観に共鳴する体験を常に求めていることから、今やブランディングと顧客体験がかつてないほど重要になっているそうです。
このような体験の提供は、ビジネスのグローバル化を目指している場合、特に重要です。まったく新しいオーディエンスに対する際は、選択するエンゲージメント方法によって、全体的な成功が大きく左右されます。また、コンテンツを英語にしておくことが適切な戦略と信じるのも間違っているとは言えません。英語は実際、2022年には14億人以上が使用している*、世界で最も広く話されている言語です。しかし、残りの数十億人はどうなのでしょうか?
RWSのLanguage eXperience Delivery(LXD)プラットフォームの統計によると、現在、最も人気のある訳文言語(コンテンツの翻訳後の言語)はフランス語です。次いでドイツ語、日本語、中国語、イタリア語と続きますが、現在、世界中で話されている言語は7,000以上もあります。
言語は、人とのコミュニケーションの方法を定義します。その相手は、家族や友人、コミュニティ、そしてもちろんビジネス関係者も含まれます。
現地市場に焦点を合わせた、現地言語のコンテンツが多いほど、エンゲージメントが向上する可能性が高くなり、ゆくゆくは売上の増加につながります。ですがその前に、すべきことがいくつかあります。
言語を活用してメリットを得るには、どうしたらよいのでしょうか?
これまでに翻訳テクノロジーについて何度か言及していることにお気づきかもしれません。その理由は、各ステップにおいて、ローカライズするコンテンツの量、ローカライズの頻度や方法に関係なく、時間、手間、問題、ストレス、コストを大幅に削減できるからです。
ここまで、企業のためのローカリゼーション戦略の構築方法について概要をご紹介させていただきました。無料のeBook『新たな市場への参入』では、各ステップについてさらに詳しく解説しています。ご質問がありましたら、お気軽に当社までお問い合わせください。
* Statista(2022年)