Trados Studio Professional EditionとFreelance Editionの違い

島田 智紀 2024年11月5日 読了目安時間:2分

Trados Studio Professional EditionとFreelance Editionの違い

Trados Studioには 2 つのエディションがあります。Professional EditionとFreelance Editionです。

以下の表に各エディションで利用できる機能/利用できない機能についてまとめています。

なお、以下の表に示すとおり、Trados Studio Freelance Editionはドメインベースの企業ネットワークでは動作しないため、Trados Studioを企業ネットワーク上で利用する場合はProfessional Editionをご使用ください。


各エディションでサポートされる機能

機能 Freelance Edition Professional Edition
クラウド機能
クラウド機能の利用 無償 無償
単一ファイルの翻訳
サポートされる言語数 プロジェクトごとに訳文言語は3つまで 無制限
サポートされるすべてのファイル形式の単一ファイルを翻訳する
ファイルベースの翻訳メモリを作成する
ファイルベースの翻訳メモリのサイズ 無制限 無制限
複数の翻訳メモリを同時に開く
複数の用語ベースを同時に開く
ローカルプロジェクトを開く
複数ファイル/言語の翻訳
新しいプロジェクトの作成ウィザード
一括タスク機能
連続タスクをカスタマイズする ×
パッケージのサポート
プロジェクトパッケージを作成する ×
プロジェクトパッケージを電子メールで送信する ×
Professional Editionで作成されたパッケージを開く
エンタープライズシステム(TMS、WorldServer*)のパッケージを開く
* WorldServerパッケージを扱うにはRWS AppStoreで配布されているWorldServer Compatibility Packをインストールする必要があります。
Trados GroupShareとの統合
サーバーベースのプロジェクトを開く
Trados GroupShare(プロジェクトサーバー)にプロジェクトを公開する ×
生産性の向上
upLIFT - フラグメント一致
upLIFT - あいまい一致の修正
以前の形式の翻訳メモリをアップグレードする
訳文ファイルから翻訳メモリをアップグレードする
RevleX翻訳メモリエンジン
翻訳品質評価(TQA) ×
QuickPlace
リアルタイムプレビュー    
AutoSuggest - 使用と作成
完全一致 - 使用と作成 ×
機械翻訳を使用する
翻訳メモリをメンテナンスする
TMX形式の翻訳メモリをインポートする
ファイルの整合
用語ベースを作成する
サーバーベースの翻訳メモリを使用する
レビュー済み訳文ファイルからの更新(変更)
[レポート]ビュー
環境
(ドメインベースの)企業ネットワーク上で使用する ×
RWS AppStoreで配布されているアプリ/プラグインを使用する
ソフトウェア開発キット
MultiTerm Desktop 付属 付属
整合による翻訳メモリの作成
ライセンス
ライセンスの種類 永続ライセンスとサブスクリプション 永続ライセンスとサブスクリプション
サポートの利用
島田 智紀
制作者

島田 智紀

シニアソリューションコンサルタント
RWSでTrados製品のコンサルティングをしております。
Trados認定トレーナー。
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