Trados Studio 2024へのアップグレードをお勧めする理由
Trados Studio 2024は、40年におよぶイノベーションに基づいて構築されており、最先端のAIを活用して翻訳のスピードと品質を向上できます。
Trados Studio 2024では、アクセシビリティ機能が強化され、社内外での作業を可能にするクラウド機能が向上しているため、プロの翻訳者は包括性とイノベーションを重視しつつ、より優れた翻訳を提供できます。
Trados Studio 2022または2021から今すぐアップグレードして、これまでのリリースで最も優れたTrados Studioの最新機能を活用しましょう。
イノベーションを加速
Trados Studio 2024には、用語集を認識する生成翻訳機能を搭載した「Trados Copilot – AI Assistant」が導入されています。これにより、大規模言語モデル(LLM)を活用して、翻訳をよりすばやく効率的に行えるため、次のことが可能になります。
- LLMを翻訳プロバイダとして使用し、タグと書式設定を保持
- 一括翻訳時に、カジュアルな文体にするか、よりフォーマルなトーンにするかといった編集プロンプトを追加
- 編集時にデスクトップエディタにプロンプトが表示され、MTやLLMによって提供された翻訳の作業を支援
Trados Studio 2024は、こうしたデータを提供するMTプロバイダの品質評価もサポートしており、ポストエディットに要する時間を最小限に抑えることができます。
壁を乗り越える
当社が目指しているのは、翻訳業界の包括性を高め、すべての人が利用できるようにすることです。次のような新機能を備えたTrados Studio 2024は、市場で最も使いやすく機能豊富な翻訳支援ソフトウェアです。
- デスクトップアプリケーションの主な機能やビューでスクリーンリーダーをサポート(JAWS、NVDAなど)
- オンラインエディタにネイティブ音声入力機能を搭載。音声入力やコマンドを介してテキストを書き起こしたり、130以上の操作を実行可能
- Grammarlyなどの各種サードパーティ製アプリやスクリプト言語と連携
今回行われた変更の多くは、すべてのユーザーに役立ちます。たとえば、テキスト処理がより鮮明で信頼性が高くなったことで、デスクトップエディタ内のコンテンツがより明確に表示されるようになりました。特に、双方向言語や合字を使用する言語での作業に役立ちます。
ユーザー体験が向上
Trados Studio 2024は、ハイブリッド(クラウド/デスクトップ)作業が可能で、両方の環境を同等に重視した唯一の翻訳支援ソフトウェアとして、あらゆる場所でスムーズな体験を提供するために次のような取り組みを続けています。
- デスクトップアプリケーションのマネージャビューで、クラウド、サーバー、ローカルに作成または保存されたファイルやプロジェクトをまったく新しい方法で操作
- ファイル処理の高速化、進捗状況の明確な追跡、ファイルサポートの強化などのデスクトップアプリケーションの改善
- 追加のコンテキストプレビュー、ドキュメント構造情報(DSI)のサポート、用語集の改善など、オンラインエディタの機能強化